処理分野③:メッキシャフト

処理分野③:メッキシャフトへの硬質クロムメッキ

 産業用・業務用・工事用の車両や工場ラインの設備に数多く使われる油圧シリンダ・空圧シリンダ向けシャフトの硬質クロムメッキ加工をしています。メッキシャフトの場合、加工したメッキシャフトを切断し、両端加工をして使用されます。当社では2000㎜から3000㎜の定尺シャフトを山旺理研独自の自動ラインでメッキ加工をしています。シャフトは4mまで対応可能です。

 対象のシャフト材質の鉄鋼やステンレス素材にも硬質クロムめっきを加工しています。最少径はΦ4からΦ70の最大径まで対応可能な治具を取り揃えています。

 特に3000㎜シャフト特化型の自動クロムメッキラインで主に工場ライン用機械に使われている細径(Φ16~Φ30)シャフトから、産業用車両や産業機械に使われる太径(Φ30超~Φ70)まで対応しています。太径と細径の2ラインを設置して硬質クロムメッキをスピーディーに加工し、納期対応にも万全な体制で対応しています。

 長さ3000㎜のシリンダを縦吊りにするためには深さ3000㎜以上のメッキ浴槽が必要になり、さらに縦吊りのまま移動させるため工場内には6000㎜以上の天井高を必要とします。シャフトの縦吊り加工が可能なメッキ工場は数多くはなく、山旺理研では3000㎜長のシャフトを縦吊りで硬質クロムメッキ加工ができる数少ないメッキ加工業社であります。

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