無電解ニッケルメッキとは?原理について
無電解メッキは薬品による化学反応だけを利用していることが特徴です。
一般的にメッキといえば、電気を流したときの電気分解による化学反応を利用しています。
無電解ニッケルメッキには、皮膜中にリンを含有する事が一般的であるため、Ni-Pと標記されます。
また、無電解ニッケルメッキの総称として「カニゼンメッキ」と呼ばれることもありますが、日本カニゼン株式会社が1955年に日本で初めて無電解ニッケルメッキの加工し始めたことに由来しています。
現在は、無電解ニッケルメッキ、ニッケル・リンメッキ、Ni-Pメッキと呼ばれています。
無電解ニッケルメッキも現在ではリン含率の多い高リンタイプなど色々な種類の無電解ニッケルメッキ液がでてきております。